【名古屋】業務用エアコンの撤去・処分の基礎知識！流れや法律・規制について｜業務用エアコン工事は松井電気・空調

エアコンの寿命

大体の業務用エアコンは10～15年が寿命とされており、修理を重ねても性能が落ちてしまった場合は、新しいエアコンへの交換が必要です。

省エネ・節電対策

近年では、高効率なエアコンが多く出ており、古い型のエアコンを使用している場合、省エネや節電対策の観点から新型エアコンへ交換することを検討することがあります。

リニューアルや移転

ビルのリニューアルや事業所の移転など、設備を一新する際にも、古いエアコンの撤去・処分が必要です。

以上のような状況が発生した際は、専門業者に依頼することで法令にもとづいた安全な撤去・処分が可能となります。

ガス回収

業務用エアコンの撤去・処分において、最初に行うべきことは「ガス回収」です。エアコンにはフロンガスと呼ばれる温室効果ガスが使用されています。このフロンガスは地球温暖化の原因となるため、適切な処理が必要です。

具体的なガス回収の手順は以下のとおりです。

• 1．エアコンの電源を切る
• 2．専用のガス回収機器を接続し、フロンガスを回収する
• 3．ガスが完全に回収されたことを確認する

このように、専門的な知識と機器が必要となります。したがって、業務用エアコンの処分は専門業者に依頼することをおすすめします。

室外機の撤去

業務用エアコンの撤去作業では、室外機の撤去が重要な工程となります。業務用エアコンの室外機は、建物の外壁や屋上に取り付けられているため、専用の工具と技術が必要です。

室外機の撤去作業は以下の手順で進行します。

• 1．エアコンの電源を切る
• 2．冷媒ガスが漏れないよう配管を切断する
• 3．室外機を取り外す

専門業者に依頼することで、安全かつスムーズに室外機の撤去が可能です。費用は業者やエアコンの規模により異なるため、事前に見積りを取ることをおすすめします。

室内機の撤去

業務用エアコンの撤去作業は、ガス回収、室外機の撤去に続いて、次に室内機の撤去となります。この工程は専門的な技術を要求されます。まずは電源を確実に切り、エアコン本体を外壁から適切に外します。この際、壁や床に傷がつかないよう配慮が必要です。

室内機の撤去に際しては、管工事や配線工事も含まれます。接続部から配管類や電線を切り外し、吊りのナットを外して室内機を慎重に下ろします。

これらの作業は専門的な知識と技術が必要であり、また安全に関わるため、自己判断で行うべきではありません。必ず専門の業者に依頼しましょう。

フロン類破壊業者への引き渡し

業務用エアコンの撤去後、フロン類の適切な処分が重要です。フロン類は温室効果ガスであり、環境に影響を与える可能性があります。そのため、法律によりフロンの適切な処分が定められているのです。

具体的には、撤去したエアコンから回収したフロンガスは、専門的な知識と技術を持つフロン類破壊業者へ引き渡す必要があります。引き渡しは適切な書類作成を伴うため、責任を持って行うことが求められます。このような専門的な作業は専門業者に依頼することで、適切かつスムーズに進行します。