【名古屋】業務用エアコンの修理が必要なサインについて！修理と買い替えどちらを選ぶ？｜業務用エアコン工事は松井電気・空調

リモコンのエラーコード

業務用エアコンの修理が必要となる最初のサインとして、リモコンのエラーコードを見逃してはいけません。エアコンのシステムに何らかの問題が発生すると、それを知らせるためにエラーコードがリモコンに表示されます。このエラーコードには、各種の異常状態を示すものがあり、それぞれが具体的な問題箇所や原因を指しています。

例えば、東芝の業務用エアコンの場合、「E02」はリモコン送信不良、「F07」は室外機の液温センサ（TL）異常、「P20」は高圧保護異常など、その種類は多岐にわたります。

こうしたエラーコードの確認は、早期の修理工事が必要かどうかを判断するうえで重要です。表示されるエラーコードはメーカーによって異なるため、ご注意ください。

冷暖房の効きが悪い

業務用エアコンの中でもよく見られる修理の必要性があるサインが、冷暖房の効き目が悪いという事象です。これはエアコンの主な機能である空調作用が十分に発揮されていない状態で、その原因は多岐にわたります。

1つ目は、フィルターの汚れが原因である可能性があります。エアコンが空気を取り込む際にはフィルターが大きな役割を果たしているため、ここが汚れると空調効果が下がることがあります。

2つ目は、冷媒ガスの漏れです。エアコンの冷暖房効果を生むための主要な成分である冷媒ガスが外部に漏れ出してしまうと、冷暖房効果が著しく低下します。

これらの問題を解消するためには、定期的なメンテナンスや修理が必要となります。

異常な音や振動

業務用エアコンから異常な音や振動が発生するとき、それは修理が必要なサインかもしれません。この異音の原因は大きく3つに分けられます。

ススやホコリによるもの

エアコンの内部にススやホコリが溜まってしまい、機械の動きに異常が生じることがあります。

取り付け方が不十分な場合

支持金具が緩んでいたり、接地面が不安定だったりすると、エアコンの動作揺れから異音が出ることがあります。

内部の部品の不具合

エアコン内部のモーターやその他の高速で動く部分のベアリングなどが損傷している場合も異音の原因となり得ます。

異常な音や振動が見られたらすぐに専門業者に連絡し、適切な修理を行うことが大切です。

エアコンからの異臭

業務用エアコンでは、異臭の原因となる要素がいくつか考えられます。例えば、室内機のフィルターが汚れてしまうと、カビやバクテリアが繁殖し、それが原因で異臭が発生することがあります。また、エアコン内部の結露や排水不良も異臭の原因です。

異臭を放つエアコンを放置すると、職場環境の悪化だけでなく、健康被害を引き起こすおそれもあるため、早急な対策が求められます。修理業者に依頼し、フィルターの清掃や内部洗浄、必要であれば部品交換などを行いましょう。

修理のメリットとデメリット

修理のメリットは、まず価格面での軽減です。新たなエアコンを購入するよりも、故障部分のみを修理するほうがコストを抑えられます。また、修理によってエアコンの長寿命化を図ることも可能です。

一方、デメリットとしては、故障箇所が古い部品であった場合、その部品の調達が難しい可能性があります。また、修理を頻繁に行うと結果的に総費用が新品の購入と変わらなくなることもあります。

買い替えのメリットとデメリット

買い替えの最大のメリットとして、より高性能な業務用エアコンを使用できる点があります。最新のエアコンは省エネ性が高く、電気代を節約できます。空調効率や機能面でも快適になるでしょう。

一方デメリットとしては、修理に比べて費用が高額になることが挙げられます。また、設置状況や台数により、施工に時間がかかる場合もあります。さらに、大規模な工事や天井補修工事などの付帯工事が必要になると、業務に支障をきたしてしまうでしょう。

修理を選択するか、新たなエアコンを購入するかは、エアコンの状態や予算によって考えることが大切です。